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新商品はよい商品?

「失われた30年」と日本についていわれることがあります。バブル崩壊のあとのグローバル競争で、企業も大変です。多くの企業はたくさん作って、たくさん売って、もうけをより出したいと考えます。そこで、広告・宣伝・営業などで、顧客の「買いたい」という気持ちを刺激しようとします。

よいものが広まるならすばらしいことです。しかし、そうではないこともあるようです。たとえばある業界では、ここ数年、監督の官庁が営業・販売の方法をきびしく指導しています。古い商品をやめさせて、中身がたいしてかわらない新しいものに切りかえさせて、手数料をかせいでいる。そう疑問視しているのです。

よくある「新商品がでました!」という説明。これだけで、前よりもよいものになったように感じませんか?でもそれは「新しい=よくなっている」という前提にもとづく錯覚かもしれません。よくなることがおおいのですが、顧客のメリットが減った新商品が世にでることもあります。

広告・宣伝・営業をうのみにするとあぶないかもしれません。「この商品は、本当によくなったの?」「自分に本当に必要なの?」と、自分の頭で冷静に考えてみる。これからより大切になると感じています。

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