Blog 加納 敏彦 オフィシャルブログ

お申し込み受付中

HOME // 加納 敏彦 オフィシャルブログ // 女性は太陽!?

Blog 加納 敏彦 オフィシャルブログ

CATEGORY

  パートナーシップ

女性は太陽!?

2月のパートナーシップセミナーの内容を考えていたら、あるメッセージを思いだしました。それは女性解放の運動家、平塚らいてうの「元始(げんし)、女性は太陽であった」。明治44年に、自身が創刊した文芸誌で書いた文章のタイトルです。

大学時代に「男性学」「女性学」にのめり込んでいたときに知り、男として危機感を強くもったんです。私は太陽のような存在に憧れがあるのですが「女性の方が太陽のようにかがやく強い存在なのではないか?男性はなれないのではないか?」と。

太陽神の天照大御神も女神、邪馬台国の女王の卑弥呼も太陽神につかえた巫女という話もあり、私のなかで「女性=太陽=女王(女神)」というイメージがつくられていきました。女性が太陽の力をますます発揮していく時代がくる予感がしています。

そんな変化のなかで男性は、女性を太陽や女王のように尊敬し奉仕する。これが夫婦円満のこれからのヒケツなのかもと最近感じています。中世の「騎士」のイメージです。「尻に敷かれる」だと卑屈になったのですが、「騎士」のイメージに変えたらテンションがあがりました!

 

(男性学・女性学の補足)

私は1996年~2000年に大学の教育学部(教育社会学研究室)で学びました。男らしさが教育のプロセスや教育現場で、どう形成されるかを研究しました。

男性学は、私が大学1年の1996年に、大阪大学教授だった伊藤公雄先生の『男性学入門』が出たタイミングで、主に伊藤先生の本で学びました。
私は阪大ではないので直接は学んでいないのですが、教育社会学研修室の助手の男性の先生と一緒に伊藤先生の論を学びました。

女性学・ジェンダー論は、当時は助手で、現在は大阪市立大学の准教授の古久保さくら先生から学びました。古久保先生はまだ著者は出していなかったので、上野千鶴子さんの本をはじめいろんな女性学の著書を読み、自分の論を作っていきました。

ブログ一覧